HUMP(ハンプ)長野のオーダーメイド家具

WORKS

浮遊感あるキッチンとダイニング

建築設計:Studio aula
2017.9.12

すべてが、空間に対して適当な大きさというものがある。
その適切な、決められたバランスからクライアントとの話のなかで
カタチと意匠を見出していきます。
今回は、浮遊感のあるキッチンがいいとのリクエストがあり、
このキッチンを提案させていただきました。

このような納まりは大好きで、とくに質量ある無垢の素材が
床との縁で切れている様は、素材の塊感がグッと出てくる。
このような感覚はやはり奥行き感がある無垢の木でしか
現れてこない部分だと思います。

収納を確保するため、リビング側にあたる部分はすべて扉にしました。
その前に設置したダイニング家具はチェリー材に。
キッチンと樹種はちがうが、無垢の素材感や仕上がり感は
共有していて、なんの違和感もなくスッと溶けこんでくれました。