別荘のリノベーションの一環として、楢無垢材でそろえたソファダイニング家具を製作させていただきました。
ソファダイニング家具は、ダイニング家具とリビング家具の役割をひとつにまとめたもので、
限られたスペースを広く使えます。
ソファもテーブルも大きくなりますが、部屋の印象は以前より広々と感じるようになりました。
しかし、それだけではなく、“内”の楢無垢の家具と、“外”の雑木林がつながりを感じさせてくれ、
それが空間の広がりをよりもたらしてくれたのではないでしょうか。
このことは設置したあとに気づいたのですが、
これをイメージした計画案はさすがのひと言でした。
家具デザインとしては、テーブルとアームチェアは7cm低く、
ソファは座面を3cm高くして、おたがいの関係性を調整。
意匠では同じ要素をもたせることで、ひとつの場にある家具としての完成度を高めることに努めました。
ありがとうございました。