ケバブをメインにしたペルシャ料理店に、カウンターチェアとローテーブルを製作しました。
修行時代の仲間である「YOSHIYASUKAGU」が店舗デザインを監修し、わたしは家具製作の一部で参加。
彼は修行前に空間デザインの会社に勤めており、
今回、その空間プロデュース力にあらためて一目置くことに。
もちろん彼が製作した家具もあり、コラボレーションというカタチになったのですが、
ひとつの空間にそれぞれの家具を置いたときに、なにかが反応して、
ふだん見えないことや考えつかないことがいろいろと湧いてきます。
とかくわたしたちのように個人工房で製作活動をしていると、知らず知らず偏りがちになりますが、
こうした機会に新しい風が自分のなかにふと流れて、新境地が開けていくのかもしれません。
同じ場所で修行したので、所々に同じニュアンスが現れていたのがとても興味深かったです。
やはり、同じDNAが刻まれていたようでした。